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ChatGPTを使い始めた頃、自分はずっと「なんか微妙だな」と思っていた。
ネットでは「AIがすごい」「仕事が変わる」と騒がれているのに、自分が使うと返ってくるのは、どこかで読んだことがあるような、当たり障りのない文章ばかり。
「自分の使い方が悪いのか?」「そもそもAIってこんなもんなのか?」
正直、3日で飽きかけた。
でも今は、ChatGPTが返してくる文章を見て「おお、これこれ」と思えることが増えた。変わったのはAIじゃない。自分の「聞き方」だった。
この記事では、自分が実際にやっていた「ダメな聞き方」と、ちょっと変えただけで回答がガラッと変わった「聞き方」を、Before/Afterで紹介していく。
そもそも、なぜ「聞き方」で回答が変わるのか
ChatGPTは、こっちが投げた言葉をもとに「一番それっぽい答え」を返す仕組みになっている。
つまり、ぼんやりした質問を投げれば、ぼんやりした答えが返ってくる。逆に、具体的に聞けば、具体的に返ってくる。
人間相手でも同じだと思う。
「なんかいい感じのお店教えて」と聞かれるより、「渋谷で、2人で入れて、予算5000円くらいの、静かなイタリアンない?」と聞かれた方が、ちゃんとした答えを出せる。
ChatGPTも、まったく同じ。ここに気づいてから、自分の使い方は完全に変わった。
【Before/After①】ブログ記事を書いてもらうとき
Before(ダメだった聞き方):
副業ブログの記事を書いてください
返ってきたのは、「副業ブログとは〜」から始まる、Wikipedia みたいな文章。読んでも何も心に残らないやつだった。
After(変えた聞き方):
あなたは30代の会社員で、最近AIを使った副業を始めた人です。 読者は「副業に興味はあるけど何から始めればいいかわからない」30代〜40代の人。 「自分でもできそう」と思ってもらえるように、体験談ベースで800文字くらいで書いてください。 堅い言葉は使わず、友達に話すようなトーンで。
これだけで、返ってくる文章のリアルさがまるで違った。
ポイントは3つ。
- 誰として書くかを伝える(立場・キャラクター)
- 誰に向けて書くかを伝える(読者の状況)
- どう書くかを伝える(トーン・文字数)
「書いて」の一言で済ませていた自分が恥ずかしくなった。
【Before/After②】アイデアを出してもらうとき
Before:
副業のアイデアを教えてください
返ってきたのは「プログラミング」「動画編集」「せどり」……ネットで検索すれば出てくるものばかり。
After:
自分は営業職の30代で、平日は夜21時以降しか時間がありません。 パソコンは持っていますが、プログラミングはできません。 初期費用0円で始められて、月3万円を目指せる副業を3つだけ教えてください。 それぞれ「なぜ自分に向いているか」も一言で添えてください。
こうすると、返ってくるアイデアが自分の状況にフィットしたものになる。
ここで大事なのは、自分の「制約」を正直に伝えることだと思う。時間がない、スキルがない、お金がない。それは恥ずかしいことじゃなくて、AIにとっては「答えを絞るためのヒント」になる。
【Before/After③】文章を直してもらうとき
Before:
この文章を修正してください (文章を貼り付け)
返ってきたのは、丁寧語に直されただけの文章。「いや、そういうことじゃない……」と画面の前でつぶやいた。
After:
以下の文章を、もっと読みやすくしてください。 修正のポイントは「一文を短くする」「難しい言葉をやさしくする」の2点です。 元の意味やニュアンスは変えないでください。
「どう直してほしいか」を具体的に伝えるだけで、意図通りの修正が返ってくるようになった。
聞き方を変えるときに意識している3つのこと
色々試してきて、自分が今意識しているのはこの3つだけ。
① 「誰が・誰に・何のために」を入れる
これが抜けると、AIは「誰にでも当てはまる無難な回答」を返してくる。自分の状況を具体的に書くだけで、回答の精度がぐんと上がる。
② 選択肢の数を指定する
「たくさん教えて」より「3つだけ教えて」の方が、一つひとつの回答が濃くなる。自分は基本「3つ」か「2つ」しか頼まない。
③ 出力の形を伝える
「箇条書きで」「表にして」「〇〇文字くらいで」など、どんな形で出してほしいかを伝えると、あとから自分で整える手間が減る。
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「聞き方」は、AIスキルの入口にすぎない
正直に言うと、聞き方を覚えただけでは、副業で稼げるようにはならない。
でも、「AIに上手く聞ける」というのは、すべての土台になる。ブログを書くにも、リサーチするにも、アイデアを出すにも、まずChatGPTにちゃんと伝えられないと始まらない。
自分も最初は「AIなんて自分には関係ない」と思っていた側の人間だ。でも、聞き方をちょっと変えるだけで「あ、これ使えるかも」と思えた瞬間があった。
その瞬間が、今の副業につながっている。
まずは今日、ChatGPTに何か一つ聞いてみてほしい。そのとき、「誰として」「誰に向けて」「どんな形で」の3つを添えてみる。
それだけで、返ってくる言葉が変わるのを、きっと実感できると思う。
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