GPTs(カスタムGPT)とは?作り方から副業活用法まで解説

AI用語解説 #27 GPTs(カスタムGPT)とは? AI用語解説

「GPTsって何?」「カスタムGPTって普通のChatGPTと何が違うの?」——ChatGPTを使い始めた人なら、一度は疑問に思ったことがあるはずだ。

自分もChatGPTを使い始めた頃は、毎回同じような指示を入力して非効率だなと感じていた。GPTs(カスタムGPT)を知ってからは、繰り返しの作業を「自分専用のAIアシスタント」に任せるという発想に変わった。

この記事では、GPTsとは何か、どうやって作るのか、そして副業でどう活用できるかを解説する。

GPTs(カスタムGPT)とは?

GPTsとは、ChatGPTを自分の目的に合わせてカスタマイズして作る、専用のAIアシスタントのことだ。OpenAIが2023年11月に発表した機能で、正式名称は「GPTs」、一般的に「カスタムGPT」とも呼ばれる。

普通のChatGPTは「何でも聞ける汎用AI」だが、GPTsは特定の用途に特化させた専門家AIのイメージ。たとえば「SEO記事のタイトルを考える専門家」「Instagram投稿のキャプションを作る専門家」「英語メールの校正をする専門家」——こうした「自分だけの専門AI」をプログラミングなしで作れる。

GPTsでできること

GPTsには、通常のChatGPTにはない特徴がいくつかある。

カスタム指示の固定。通常のChatGPTでは毎回「〇〇の条件で書いて」と指示する必要があるが、GPTsなら最初に設定しておけば、毎回の指示が不要になる。「常にカジュアルな口調で」「必ず3つの案を出して」といったルールを組み込める。

専門知識の追加。自分が持っているファイル(PDF、テキスト、スプレッドシートなど)をアップロードして、そのデータをもとに回答させることができる。たとえば、自社の商品カタログをアップロードすれば、商品知識に基づいた接客AIが作れる。

外部ツールとの連携。APIを通じて外部サービスと接続する「Actions」機能がある。天気情報の取得、データベースの検索、Webサイトへの情報送信など、ChatGPT単体ではできないことも実現できる。

Web検索・画像生成の組み込み。Web検索(Bing)やDALL·Eによる画像生成を、GPTsの機能として組み込むことも可能だ。

GPTsの作り方(ノーコード)

GPTsの作成は驚くほど簡単だ。プログラミングの知識は一切不要で、対話形式で設定できる。

まず、ChatGPTの画面から「GPTを作成」を選ぶ。すると「GPT Builder」が起動し、「どんなGPTを作りたいですか?」と聞いてくる。

ここで「SEOに強いブログ記事のタイトルを10個提案してくれるGPTが欲しい」のように、日本語で説明するだけでいい。GPT Builderが自動で名前、アイコン、動作ルールを提案してくれる。

より細かくカスタマイズしたい場合は「Configure(設定)」タブで、名前、説明文、指示文(Instructions)、会話の最初に表示するサンプル質問、アップロードファイル、使用するツール(Web検索・画像生成・コードインタープリター)、Actions(外部API連携)を個別に設定できる。

完成したら「公開」を押すだけ。自分だけで使う、リンクを知っている人だけに共有する、GPT Storeで全世界に公開する、の3段階から選べる。

GPT Storeとは

GPT Storeは、OpenAIが運営するGPTsのマーケットプレイスだ。世界中のユーザーが作成したGPTsが公開されており、誰でも検索して使うことができる。

カテゴリは「ライティング」「プログラミング」「教育」「ビジネス」「ライフスタイル」など多岐にわたる。人気のGPTsは数百万回以上利用されているものもある。

自分のGPTsを公開して多くの人に使ってもらえれば、GPT Builderの収益化プログラム(利用量に応じた報酬)の対象になる可能性もある。ただし、現時点では収益化の条件や報酬額は限定的で、これだけで大きな収入を得るのは難しい状況だ。

GPTsとChatGPTの違い

混同しやすいので整理しておこう。

ChatGPTは、OpenAIが提供する汎用AIチャットサービス。何でも聞ける「万能アシスタント」だ。

GPTは、ChatGPTの裏側で動いているAIモデル(GPT-4o、GPT-4など)のこと。Transformerアーキテクチャをベースにした大規模言語モデルだ。

GPTsは、ChatGPTの機能を使って作る「カスタマイズされた専用AI」。いわばChatGPTの上に作る「アプリ」のようなものだ。

たとえるなら、GPTが「エンジン」、ChatGPTが「標準仕様の車」、GPTsが「自分仕様にカスタムした車」という関係だ。

副業でのGPTs活用法

GPTsは副業の効率化に直結するツールだ。具体的な活用例を紹介する。

記事作成の効率化。「ブログ記事構成AI」として、ターゲットキーワードを入力すると、SEOを意識した見出し構成と各セクションの要点を自動で提案するGPTsを作れる。毎回「SEOを意識して、H2を5つ、H3を各2つ…」と指示する手間がなくなる。

SNS運用の自動化。ブランドのトーン、ハッシュタグルール、文字数制限を設定した「SNS投稿作成AI」を作れば、ブログ記事のURLを貼るだけで、各SNSに最適化された投稿文が生成される。

クライアント対応の品質統一。フリーランスとして複数案件を持っている場合、案件ごとのルール(文体、NGワード、フォーマット)を組み込んだGPTsを作っておけば、品質のブレを防げる。

リサーチの効率化。特定ジャンルの市場調査用GPTsを作り、「〇〇業界の最新トレンドを3つ教えて」と聞くだけで、Web検索結果をもとにした要約レポートが出てくる仕組みも作れる。

GPTsの注意点

便利なGPTsだが、いくつか知っておくべき点がある。

ChatGPT Plus(有料プラン)が必要。GPTsの作成にはChatGPT Plus(月額20ドル)以上のプランが必要だ。利用だけなら無料プランでも一部可能だが、フル活用するには有料プランが前提になる。

指示文が漏洩するリスク。公開したGPTsの指示文(Instructions)は、巧みなプロンプトで引き出される可能性がある。ビジネスのノウハウを指示文に詰め込みすぎると、競合にコピーされるリスクがある。

GPTs依存のビジネスモデルは危険。OpenAIのプラットフォーム上に構築するため、仕様変更や規約変更の影響を受ける。GPTsだけに依存せず、自分のWebサイトやメルマガなど、自分がコントロールできるメディアと組み合わせることが重要だ。

まとめ

GPTs(カスタムGPT)は、ChatGPTを自分の目的に合わせてカスタマイズできる強力な機能だ。プログラミング不要で「自分専用のAIアシスタント」が作れるため、副業の効率化に直結する。

ただし、プラットフォーム依存のリスクを理解したうえで、自分のビジネス基盤と組み合わせて使うのが賢い戦略だ。まずは自分の副業で「毎回同じ指示を出している作業」を見つけて、そこからGPTsを1つ作ってみることをおすすめする。

あわせて読みたい

👉 GPTとは?仕組み・できること・副業での活用法まで徹底解説

👉 チャットボットとは?AI副業で知っておくべき基礎知識

👉 AIのAPIとは?副業で使える具体例と始め方ガイド


🎁 無料プレゼント|AI副業プロンプト試食版

有料プロンプト集の中から「すぐ使える5本」を厳選しました。
コピペして[ ]を埋めるだけで、ChatGPTの回答が別物になります。

✅ ChatGPT質問テンプレート
✅ AI画像生成プロンプト
✅ ブログ下書きプロンプト
✅ AI時短プロンプト
✅ アフィリエイト設計プロンプト

※ 登録は無料です。いつでも解除できます。

タイトルとURLをコピーしました